愛知県農業の実力
製造業のイメージが強い愛知県ですが、農業も全国トップクラスの実力を誇っています。
花きを始めとした全国上位の産出額、確立された販路、高い技術力が、愛知県農業を支えています。
※出典:農業産出額…農林水産省「令和6年 農業産出額及び生産農業所得」(都道府県別)
URL:https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/nougyou_sansyutu/
(参照日 2026-02-04)
※出典:施設園芸面積…農林水産省「ガラス室・ハウスのうち加温設備の設置実面積」(園芸用施設の設置等の状況)
URL:https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/engei/sisetsu/haipura/setti_5.html
(参照日 2026-02-04)
※出典:農産物直売所年間販売金額…農林水産省「令和5年度6次産業化総合調査結果」農産物直売所(農業経営体・農業協同組合等)年間販売金額
URL:https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/rokujika/
(参照日 2026-02-04)
主な品目
愛知県は、花きやキャベツ、大葉、トマト、採卵鶏など、全国でTOP10に入る品目が25品目以上にのぼる
「農業の総合デパート」です。特に花きは長年全国1位を維持しています。
- 1位
- きく(切花) / しそ / 観葉植物 /
洋ラン類(鉢) / ふき
/うずら卵 /
ばら / キャベツ / いちじく /
シクラメン
- 2位
- カーネーション(切花) / ぎんなん / とうがん
- 3位
- トマト
- 4位
- 花き苗類
- 5位
- なす / れんこん
- 6位
- いちご / かき / 乳用牛 / 小麦
- 7位
- みかん / もも
※2025年時点の情報です。
地域ごとの特徴
愛知県は、海抜0mの平野部から700mの山間地域まで、多様な自然条件が存在しています。
この地理的特性により、地域ごとに異なる特色を持つ農業が展開されています。
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木曽川によってもたらされた肥沃な土壌を生かし、古くから野菜の栽培が盛んです。 市街化が進んでいますが、都市近郊の産地としての特性を生かし、野菜や果樹、花きで多種多様な品目が生産されています。 また、特産のぎんなん、名古屋コーチンが有名です。
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木曽川のデルタ地帯に位置し、豊かな水と肥沃な土壌に恵まれた平坦な地域です。 この地域は、米の出荷が県内で最も早く、8月中旬から始まります。 また、弥富市を始めとする3市1村は、江戸時代からの長い歴史を持つ、全国有数のきんぎょの産地です。
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1961年に愛知用水が通水し、農業が飛躍的に発展しました。 現在では、乳用牛、肉用牛や鶏などの畜産が大変盛んです。 農業ではふきなどの野菜、みかん・ぶどうなどの果樹、洋らんなどの花き栽培も盛んです。
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愛知県のほぼ中央に位置し、気候は温暖で交通の便が良く、古くから各種の産業が発展してきました。矢作川を水源とする明治用水などの水利に恵まれ、米や小麦、大豆、てん茶などの栽培が盛んですが、施設園芸も発展し、いちじくや洋らん、カーネーションなどが有名です。また、西尾市は全国有数の養殖うなぎの産地です。 旧額田町地域では人工林が多く、優良な県産木材が供給されています。
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面積の87%を森林が占めています。 スギやヒノキを中心とした豊かな森林資源が形成されており、優良な県産木材を供給しています。
農地面積は4%と少ないものの、畜産が盛んに行われています。また、 夏期の冷涼な気候を活かして生産されるシクラメンも有名です。 -
温暖な気候と豊川用水の恩恵に加え、交通網の整備等により、全国屈指の農業地域を形成しています。キャベツ、しそ、きく、ばら、うずら卵などの全国有数の産地です。 特に、ビニールハウスやガラス温室による野菜や花きの施設栽培が盛んです。生しいたけなどの特用林産物の生産も盛んに行われています。
販路・市場
愛知県は、東京都・大阪府とともに三大都市圏の一角を担い、
その人口規模を背景に、直売所の年間販売額や卸売市場の取扱高はいずれも東海地方でNo.1の実績を誇っています。
農産物が安定的に流通する市場環境が整っています。
出典:卸売市場取扱高(成果)…名古屋市中央卸売市場・岐阜市中央卸売市場・三重県地方卸売市場・静岡市中央卸売市場および浜松市中央卸売市場における取扱高(青果)の比較(令和5年)
出典:農産物直売所年間販売金額…農林水産省「令和5年度6次産業化総合調査結果」農産物直売所(農業経営体・農業協同組合等)年間販売金額
URL:https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/rokujika/
(参照日 2026-02-04)
技術開発力
愛知県では、農業総合試験場を中心に、現場に役立つ技術開発が行われています。
120年以上にわたる研究の歴史の中で、次代の変化に対応した新技術や新品種を生み出してきました。
ここで開発された技術や品種は、普及指導を通じて県内産地に活かされ、
栽培の安定化や収量・品質向上を支える大きな力となっています。
挑戦する農業を、確かな技術や品種で支える――――愛知県農業総合試験は、就農後も頼れる存在です。
技術開発
- 現場ニーズに対応した技術開発
- 作物、野菜、花き、果樹、畜産など研究データが蓄積
- 栽培技術マニュアルが充実
- 愛知県発の技術が全国へ広がっている領域も多数
品種開発
- 作物、野菜、果樹、花きなどでニーズに応じた新品種開発が盛ん
- 気候変動、病害虫に強い新品種を開発
共同研究
- 県内に温室メーカー・肥料会社・種苗会社が集積
- 試験場と企業、大学等が共同で研究開発
- 農業改良普及課を通じ、新技術の導入が、現場レベルで進む
研修施設
愛知県では、新規就農希望者はもちろん、直売や農業を楽しみたい方も対象とした研修が用意されています。農業を「楽しむ」段階から「本格的に学ぶ」段階まで、自分の目的に合わせて選べる環境が整っていることは、愛知ならではの強みです。
各種支援制度
愛知県では、農起業支援ステーションを中心に、関係機関が連携して、新規就農者を多面的に支援しています。国や県の補助金・融資など各種支援制度の活用に向けて就農準備を後押しします。
愛知の農業をもっと知る
就農相談を
希望される方へ
愛知県では就農相談窓口を農起業支援ステーション(愛知県立農業大学校内)に開設しています。
個別相談を希望される方は、まず就農説明会にご参加ください。







